*たかゆかそうこ【高床倉庫】 湿気(しっけ)やネズミの害(がい)をふせぐためにたてられた,弥生(やよい)時代に始まる倉庫(そうこ)。穂刈(ほか)りしたイネを束(たば)にしておさめ,あわせて他の食料(しょくりょう)や道具類(るい)も収納(しゅうのう)したと思われる。床(ゆか)が高いので,はしごを用いたことはいうまでもない。柱の本数は4ないし6本を数え,屋根は棟(むね)の両はしを突(つ)きださせた切妻造(きりづまづく)りであった。