だかんぎんこうけん【兌換銀行券】 通貨(つうか)発行銀行によって,正貨(せいか)との交換(こうかん)を約束(やくそく)された銀行券(けん)。わが国では,1885(明治(めいじ)18)年に兌換(だかん)銀行券(けん)が初(はじ)めて発行されたが,1931(昭和6)年世界恐慌(きょうこう)のなかで,兌換(だかん)は停止(ていし)された。◇正貨(せいか)とは,国の貨幣制度(かへいせいど)の基礎(きそ)となる本位貨幣(ほんいかへい)のことで,金本位制度(きんほんいせいど)の場合は金貨(きんか)(または金)となる。