タケ【〈竹〉】 イネ科の多年生の植物。かたい茎(くき)をもち,タケ亜科(あか)として,イネやムギなどから区別(くべつ)される。一般(いっぱん)にタケといわれるものは,ササにくらべて茎(くき)が太く,丈(たけ)が高く,小枝(こえだ)は細く,タケノコの皮ははがれおちる。タケはササ類(るい)をふくめて世界に500種以上(しゅいじょう)あり,アジア・アフリカ・南北アメリカの熱帯(ねったい)から温帯(おんたい)に分布(ぶんぷ)し,日本にはメダケ・アズマネザサ・ヤダケなど約(やく)90種(しゅ)が自生する。コーチ 花はめったにつかず,地下茎(けい)で繁殖(はんしょく)する。