たげた【田下駄】 湿田(しつでん)に入って作業するときに用いるはきもの。ふつう板製(せい)でひもを手でくりながら使うが,大型(おおがた)の下駄(げた)もある。弥生(やよい)時代の登呂遺跡(とろいせき)などから出土し,その当時から低湿(ていしっ)地の水稲耕作(すいとうこうさく)には欠(か)かせない農具であった。