たけだいずも【竹田出雲】 (1691〜1756)江戸(えど)時代中期の浄瑠璃(じょうるり)作者。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)に師事(しじ),数多くの作品を書いて人形浄瑠璃(じょうるり)の全盛(ぜんせい)期をきずいた。弟子(でし)たちとの合作に傑作(けっさく)が多い。『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』などが有名。