たけみつとおる【武満徹】 (1930〜1996)現代(げんだい)日本で最(もっと)も重要(じゅうよう)な作曲家の1人。独創的(どくそうてき)な作風で海外にも知られる。東京(とうきょう)生まれ。戦争(せんそう)の混乱(こんらん)で正規(せいき)の教育は受けられず,独学(どくがく)で作曲を勉強した。1964年の『テクスチュアズ』は国際現代(こくさいげんだい)作曲家会議最優秀賞受賞(かいぎさいゆうしゅうしょうじゅしょう)。1967年,ニューヨーク=フィルハーモニーから委嘱(いしょく)されて作曲した尺八(しゃくはち)と琵琶(びわ)と管弦(かんげん)楽のための協奏(きょうそう)曲『ノベンバー=ステップス第1番』は話題になった。