中央アジア南部に位置し,中国・アフガニスタンに接する国。政体は共和政で,元首は大統領。首都ドゥシャンベ。国土の大半はけわしい山地で,生産・生活の中心地は北のフェルガナ盆地と南のアムダリア川流域。綿花・果実の栽培と牧羊・養蚕がさかん。鉛・亜鉛・石炭・石油などを産し,繊維・食品・皮革・機械工業などが行われる。1929年ソ連邦の構成国となり,1991年独立。面積:14.3万km2,人口:688万。
〔国名の由来〕
タジク語で「
冠」を表すタジクに,国を表すスタンをつけたもの。
〔国旗の由来〕
赤は
労働者,緑は
農民,白は
知識人を
示している。
紋章は
主権,
国民の
団結,他国との友好を表している。