たしだかのせい【足高の制】 徳川吉宗(とくがわよしむね)の享保(きょうほう)の改革(かいかく)で定められた江戸幕府(えどばくふ)の給与制度(きゅうよせいど)。1723年,幕府(ばくふ)の役職(やくしょく)ごとに一定の役高(やくだか)をきめ,役職(やくしょく)に就任(しゅうにん)する者の家禄(かろく)が役高よりひくいとき,不足(ふそく)分を在職(ざいしょく)中だけ支給(しきゅう)するというもの。コーチ 財政(ざいせい)を圧迫(あっぱく)していた役料(やくりょう)の世襲(せしゅう)をやめて財政(ざいせい)をととのえ,また,人材(じんざい)登用を容易(ようい)にした。