だっきゅう【脱〈臼〉】 骨(ほね)の関節(かんせつ)がはずれ,もとの状態(じょうたい)にもどらないこと。外傷(がいしょう)のともなわない単純脱(たんじゅんだっ)きゅうと,外傷(がいしょう)が脱(だっ)きゅうした関節(かんせつ)にまで達(たっ)している複雑脱(ふくざつだっ)きゅうとがある。脱(だっ)きゅうした場合は,痛(いた)みやはれがおきて,その部分の関節(かんせつ)が動かせない。三角きんなどで固定(こてい)し,早く医師(いし)の手当てを受ける。合併症(がっぺいしょう)は,神経炎(しんけいえん)やまひである。