たに【谷】 侵食(しんしょく)によってできたみぞ状(じょう)の地形。大部分は川によってできるが,氷河(ひょうが)もU字形の独特(どくとく)の谷をつくる。断層(だんそう)運動やしゅう曲運動でできた凹地(おうち)から出発するものもあるが,雨裂(うれつ)(ガリ)とよばれる雨水の侵食(しんしょく)でできた小さなみぞが深くなり,幅(はば)を広げていって谷となるものもある。