たにくけい【多肉茎】 茎(くき)の変態(へんたい)の一種(いっしゅ)で,茎(くき)が多肉になっているもの。サボテンがその代表的(だいひょうてき)なもので,葉はきわめて小さく針(はり)のようになり,茎(くき)が太くなり,緑色で光合成(こうごうせい)をするとともに,多量(たりょう)の水をたくわえている。これは雨のほとんどふらない砂漠(さばく)の乾燥(かんそう)した環境(かんきょう)に適応(てきおう)した形態(けいたい)である。