タラバガニ【〈鱈場蟹〉】 重要(じゅうよう)な食用ガニ。水深30〜360mの海底(かいてい)にすむ。ヤドカリのなかまで,第5脚(きゃく)と腹部(ふくぶ)にカニ類(るい)との大きなちがいがある。脚肉(あしにく)は白くてうまい。「キング=クラブ(カニの王様)」とよばれ国際的(こくさいてき)商品価値(かち)が高い。甲長(こうちょう):220mm。甲幅(こうふく):250mm。分布(ぶんぷ):日本海・オホーツク海・ベーリング海,北海道周辺(ほっかいどうしゅうへん)。◇タラ漁(りょう)の場所でよくとれたことから,こうよばれる。(節足動物(せっそくどうぶつ) 甲殻類(こうかくるい) エビ目 タラバガニ科)コーチ 1985(昭和60)年の日ソ漁業協定(ぎょぎょうきょうてい)などによって禁漁(きんりょう)区が広がり,漁獲量(ぎょかくりょう)は激減(げきげん)した。