**だんそう【断層】 地層(ちそう)や岩石の割(わ)れ目にそって,両側(がわ)の地層(ちそう)や岩石がずれているもの。ずれをおこしている面を断層(だんそう)面,断層(だんそう)面が地表面と交わる線を断層(だんそう)線という。断層(だんそう)面が傾斜(けいしゃ)している場合,断層(だんそう)面の上側(がわ)の地盤(じばん)を上盤(うわばん)といい,下側(がわ)を下盤(したばん)という。断層(だんそう)面に対し上盤(うわばん)がずり下がったものを正断層(せいだんそう),上盤(うわばん)がずり上がったものを逆断層(ぎゃくだんそう)という。そのほか衝上断層(しょうじょうだんそう)(逆断層(ぎゃくだんそう)のうち断層(だんそう)面の角度が45度以下(いか)のもの)や水平ずり断層(だんそう)(断層(だんそう)面が直角なもの)などがある。コーチ 将来(しょうらい)も活動する可能性(かのうせい)のある断層(だんそう)を活断層(かつだんそう)という。