＊だんたいこうしょうけん【団体交渉権】 労働(ろうどう）者の団体(だんたい）が，使用者または使用者の団体(だんたい）と労働条件(ろうどうじょうけん）の維持改善(いじかいぜん）のために，団結(だんけつ）して交渉(こうしょう）する権利(けんり）。労働基本権(ろうどうきほんけん）の1つで，日本国憲法(けんぽう）第28条(じょう）で保障(ほしょう）されている。その結果成立(けっかせいりつ）した契約(けいやく）を労働協約(ろうどうきょうやく）という。コーチ 正当な理由がないのに，使用者が団体交渉(だんたいこうしょう）を拒否(きょひ）すれば，不当労働行為(ふとうろうどうこうい）になる。公務員(こうむいん）の場合は，団体交渉権(だんたいこうしょうけん）は一部制限(せいげん）されている。条文 〔日本国憲法(けんぽう）〕第28条(じょう） 勤労(きんろう）者の団結(だんけつ）する権利及(けんりおよ）び団体交渉(だんたいこうしょう）その他の団体(だんたい）行動をする権利(けんり）は，これを保障(ほしょう）する。
