*タンチョウ【〈丹頂〉】 日本では北海道東部だけに分布(ぶんぷ)する留鳥(りゅうちょう)。タンチョウヅルともいう。原野や湿原(しつげん)にすみ,動植物をとって食べている。6月ころ,湿原(しつげん)中にアシの茎(くき)・葉を積(つ)みかさねて巣(す)をつくって繁殖(はんしょく)する。シベリア東南部などでも繁殖(はんしょく)している。日本には現在(げんざい)1100羽ほどいるが,生息地が開発されつつあるので,将来(しょうらい)は絶滅(ぜつめつ)の危険(きけん)がある。特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)。(鳥類(ちょうるい) ツル目(もく) ツル科(か))