だんとう【暖冬】 冬の平均(へいきん)気温が平年より高い冬。とくに何度以上(いじょう)高くなるというはっきりした定義(ていぎ)はないが,ふつう12〜2月の3か月平均(へいきん)気温が平年より約(やく)0.5〜1.0℃高い場合をさす。暖冬(だんとう)になるのは,シベリア高気圧(こうきあつ)の発達(はったつ)が弱く,また寒気団(かんきだん)が強い偏西(へんせい)風にさまたげられて日本付近(ふきん)まで南下できない場合が多い。◇冬の気温が低(ひく)い場合は寒冬という。