だんどうミサイル【弾道ミサイル】 大気圏(けん)外にまで打ち上げられて最高速度(さいこうそくど)に達(たっ)し,宇宙(うちゅう)空間を飛びつづけ,弾道(だんどう)の曲線(きょくせん)にそって目標(もくひょう)に落下,到達(とうたつ)するミサイル。射程(しゃてい)5500km以上の大陸間弾道(たいりくかんだんどう)ミサイル(ICBM),潜水艦(せんすいかん)から発射(はっしゃ)される弾道(だんどう)ミサイル(SLBM)などがある。遠距離(えんきょり)の飛行(ひこう)ができるので,自国(じこく)から発射(はっしゃ)し,相手国(あいてこく)を直接攻撃(ちょくせつこうげき)できるため,実際の破壊力以上(はかいりょくいじょう)に,相手国(あいてこく)に政治的(せいじてき)な影響力(えいきょうりょく)をあたえる「おどしの兵器(へいき)」としての役割(やくわり)が大きい。ミサイル