チェルマック(エリッヒ=) (1871〜1962)オーストリアの植物遺伝(いでん)学者・育種(いくしゅ)学者。ウィーン生まれで,ウィーン大学で学び,各地(かくち)の農場などで研究を行った。エンドウを用いて遺伝(いでん)の研究を行い,1900年にド=フリースやコレンスとともにメンデルの法則(ほうそく)の再(さい)発見をした。メンデルの法則(ほうそく)を育種(いくしゅ)学に応用(おうよう)することの効果(こうか)を説(と)き,自らも穀類(こくるい)の属間雑種(ぞくかんざっしゅ)をつくった。