ちくのうしょう【蓄〈膿〉症】 副鼻(ふくび)くうの粘膜(ねんまく)に細菌(さいきん)が繁殖(はんしょく)して膿(うみ)をだし,それが副鼻(ふくび)くう内にたまる病気。慢性副鼻(まんせいふくび)くう炎(えん)ともいう。命にはかかわりないが,頭痛(ずつう)がしたり,注意力が散漫(さんまん)になって,学業の成績(せいせき)が下がったりする。手術(しゅじゅつ)もあるが,現在(げんざい)では主として抗生物質(こうせいぶっしつ)を用いた治療(ちりょう)をする。