*ちち【乳】 哺乳類(ほにゅうるい)の雌(めす)が,育児(いくじ)のために分泌(ぶんぴつ)する液(えき)で,乳汁(にゅうじゅう)ともいう。タンパク質(しつ)・脂肪(しぼう)・炭水化物・ビタミン・無機(むき)物など必要(ひつよう)な栄養(えいよう)をすべてふくんでいる。乳汁(にゅうじゅう)を分泌(ぶんぴつ)する腺(せん)を乳腺(にゅうせん)といい,成熟(せいじゅく)するにつれて発達(はったつ)してふくらむ。このふくらみを乳房(ちぶさ)というが,「ちち」といって乳房(ちぶさ)をさすこともある。