チムールていこく【チムール帝国】 中央アジアにおこり,モンゴル帝国(ていこく)の復興(ふっこう)をめざした国(1369〜1500年)。チャガタイ=ハン国がおとろえると,チンギス=ハンの子孫(しそん)を称(しょう)するチムール(在位(ざいい)1369〜1405)が勢力(せいりょく)をつけ,サマルカンドを首都としてイランなど各地(かくち)を征服(せいふく)。かれは中国遠征(えんせい)の途中(とちゅう)で死んだが,その後も首都を中心に東西貿易(ぼうえき)がさかえ,イスラム文化が花ひらいた。◇インドのムガール朝もチムールの子孫(しそん)を称(しょう)した。年代暗記 チムール帝国成立(ていこくせいりつ)…サマルカンドの人見向く(1369)