*ちゅうおうこうち【中央高地】 中部地方中央部の,高い山々の多い地域(ちいき)の通称(つうしょう)。3000m前後のわが国最高(さいこう)の山々や,火山もある。山の斜面(しゃめん)では高冷(こうれい)地農業が発達(はったつ)し,野菜(やさい)や牛乳(ぎゅうにゅう)の生産(せいさん)が多い。甲府(こうふ)・松本(まつもと)・長野(ながの)などの盆地(ぼんち)では,リンゴ・ブドウなどの果樹栽培(かじゅさいばい)がさかんである。山地では冬の積雪(せきせつ)がひじょうに多く,重要(じゅうよう)な水資源(しげん)・電源地帯(でんげんちたい)となっている。盆地(ぼんち)は内陸性気候(ないりくせいきこう)を示(しめ)す。