ちゅうぶけん【中部圏】 1966(昭和41)年制定(せいてい)の中部圏(けん)開発整備法(せいびほう)によって定められた地域(ちいき)。愛知(あいち)・岐阜(ぎふ)・静岡(しずおか)・長野(ながの)・福井(ふくい)・石川(いしかわ)・富山(とやま)の中部地方7県と,三重(みえ)・滋賀(しが)の近畿(きんき)地方2県がふくまれる。名古屋(なごや)市を中心とし,中京工業地帯(ちたい)を核(かく)とし工業が発達(はったつ)する東海地方と,電力の豊富(ほうふ)な中央高地,特色(とくしょく)ある農業と工業を有する北陸(ほくりく)地方をむすびつけながら,大きな経済圏(けいざいけん)に育てあげようとする計画がこめられている。