伊勢湾東北部,常滑市沖の人工島に建設された国際空港。2005(平成17)年2月開港。滑走路は3500m1本だが,国際線と,名古屋空港からほとんどを引き継いだ国内線を一つにまとめたため,国内線が少なく地方の人には乗り継ぎが不便だった成田国際空港や関西国際空港の欠点が解消された。また,中京工業地帯の物流の拠点として注目をあびている。◇地元企業が5割を出資した初の本格的な民間運営の空港。旅客ターミナルビルには,レストランや店舗が軒をつらね展望浴場も設けられて,商業施設としての利用が積極的にはかられている。