ちゅうぶさんがくこくりつこうえん【中部山岳国立公園】 岐阜(ぎふ)・富山(とやま)・長野(ながの)・新潟(にいがた)の4県にまたがる,日本の代表的(だいひょうてき)な山岳(さんがく)公園。北アルプスの一帯(いったい)をふくみ北部の白馬岳(しろうまだけ),南部の乗鞍岳(のりくらだけ)をはじめ,穂高岳(ほたかだけ)・槍ヶ岳(やりがたけ)・立(たて)山・剱岳(つるぎだけ)など3000m級の高山がならぶ。カールなどの氷食地形,高山植物,雪渓(せっけい),峡谷(きょうこく)など変化(へんか)にとみ,温泉(おんせん)も多い。交通の便(べん)がよく,宿泊施設(しゅくはくしせつ)もととのっているので,登山者や観光(かんこう)客が多い。