アフリカ北部,地中海に面する国。政体は共和制で,元首は大統領。首都チュニス。北部は高原・山地,南部は砂漠地帯。北部と海岸地帯は地中海性気候,内陸部は乾燥気候。主産業は農牧業と観光業。小麦・ブドウ・オリーブ・かんきつ類などを栽培,羊・ヤギなどを放牧。石油・天然ガス・リン鉱石なども産出する。工業は繊維など軽工業が中心。1881年フランスの保護領となり,1956年独立。面積:16.4万km2,人口:1048万。
〔国名の由来〕
フェニキアの
女神チュニスに由来。
〔国旗の由来〕
三日月はかつてこの地にさかえたカルタゴの
旗に由来する。トルコをはじめとするイスラム教国
共通のものという意味が大きい。
コーチ
古代,カルタゴとよばれ,フェニキア人の
貿易の
基地としてさかえた。2010年,
失業率の高い
若年層を中心とする
民衆運動(ジャスミン
革命)がおこり,2011年に
政権が
崩壊した。