*ちょうえき【腸液】 小腸壁(しょうちょうへき)にある腸腺(ちょうせん)から分泌(ぶんぴつ)される消化液(えき)。弱アルカリ性(せい)で,多くの消化酵素(こうそ)をふくんでいる。おもなものは,炭水化物分解(ぶんかい)酵素(こうそ)としてマルターゼ・サッカラーゼ・ラクターゼ,タンパク質分解酵素(しつぶんかいこうそ)としてペプチダーゼなどである。また,すい臓(ぞう)から分泌(ぶんぴつ)されたトリプシノーゲンを活性(かっせい)化して,トリプシンにするエンテロキナーゼもふくまれている。