ちょうおんぱかこう【超音波加工】 超音波(ちょうおんぱ)を使って,材料(ざいりょう)を加工(かこう)する方法(ほうほう)。工具と工作物の間に研磨材(けんまざい)(微細(びさい)な炭化ケイ素(そ)や炭化ホウ素(そ)など)と加工液(かこうえき)(水や軽油など)を入れ,工具を工作物に軽くおしつけて,超音波振動(ちょうおんぱしんどう)をあたえる。これにより加工液(かこうえき)中の粒子(りゅうし)を加工(かこう)面にはげしくあて,微細(びさい)な破壊(はかい)をおこして穴(あな)あけ・切断(せつだん)・研削(けんさく)などの加工(かこう)をする。◇超硬(ちょうこう)合金・フェライト・宝石(ほうせき)などかたくてもろい材料(ざいりょう)の加工(かこう)に用いられる。