ちょうげんじつしゅぎ【超現実主義】 文学芸術(げいじゅつ)運動の1つ。第一次世界大戦(たいせん)後,語法(ごほう)・形式・おきてなどからの解放(かいほう)とはげしい破壊(はかい)を主張(しゅちょう)してきたダダイズムの反動としておこった。理性(りせい)の束縛(そくばく)から人間の解放(かいほう)をめざすが,破壊(はかい)と創造(そうぞう)がともに存在(そんざい)していることを考えようとした。権威(けんい)の打破(だは)と人間の根源的(こんげんてき)自由をめざす広い芸術(げいじゅつ)運動になった。詩人では,ブルトンやアラゴン,絵画ではエルンスト・ピカソ・ダリ・タンギーなどがいる。◇シュールレアリスムともいう。