ちょうこうぶんめい【長江文明】 中国の長江(ちょうこう)流域(りゅういき)におこった古代文明。紀元前(きげんぜん)6000年ごろから,まず長江(ちょうこう)下流域(いき)の河姆渡(かぼと)で稲作(いなさく)を基盤(きばん)とした文化がおこり,前3000年ころ良渚(りょうしょ)での黒陶(こくとう)と玉器(ぎょっき)を特徴(とくちょう)とする文化に発展(はってん)。長江流域(ちょうこうりゅういき)では江西(チヤンシー),湖南(フーナン)で殷(いん)とのつながりをもつ青銅器(せいどうき)文化,四川(スーチョワン)の三星堆(さんせいたい)では独自(どくじ)の青銅器(せいどうき)文化があらわれ,注目されている。