南アメリカのチリないしその近海でおこった地震。日本では,ふつう日本沿岸にも津波が来襲したチリ近海地震をさし,とくに1960(昭和35)年の地震が名高い。1960年5月23日(日本時間)にチリ近海でおこったマグニチュード8.5の地震は20世紀最大級の巨大地震で,震央から約1000kmまで有感であり,チリでは大被害を受け,死者1743人,負傷者667人をだした。
コーチ
津波は
約22時間後に日本の
沿岸に
来襲し(
津波の
最大6m),
三陸沿岸を中心に大
被害をおよぼし,全国で死者・
行方不明者142人,
負傷者872人,家屋
全壊1500
余にのぼった。