(1167?〜1227)モンゴル帝国の創建者(在位1206〜1227)。元朝で太祖という。
〔モンゴル民族の統一〕
オノン川
流域にいたモンゴル部の長エスガイの子に生まれ,名をテムジン(鉄木真)といった。9
歳で父をころされたが,たくましく
成長しモンゴル部の
指導者となった。1206年,ケレイト部などモンゴル高原の全部族を集めて,クリルタイ(集会)を開き,全モンゴル
民族の王(ハン)となってチンギス=ハンを
称した。
〔大遠征〕
政治や
軍事のしくみをととのえ,力をつけたチンギス=ハンは,1211年には中国北部の
金国を
攻めさせ,1219年から6年間は,自ら西の中央アジアに大
遠征をおこなった。こうしてユーラシア
大陸の
内陸部に大
帝国をたてて,4人の息子にあとをゆだね,
西夏をほろぼして帰国の
途中,中国西部の
甘粛省で
病没。モンゴル
帝国年代暗記
チンギス=ハンの
即位…一に
愚(1206)かな羊
煮る