三重県の県庁所在地。伊勢平野の中部に位置し,伊勢湾にのぞむ。古くは港町,江戸時代は安濃津藩藤堂氏の城下町としてさかえた。明治以後は政治・文化の中心地となり,商業都市として発達。中京工業地帯の一部をしめ,1969(昭和44)年にできた造船所を中心として,電機・紡績・食品などの工業がさかん。タオルの製造は古くから行われている。農業は稲作が中心であるが,野菜や植木の栽培も行われている。◇2006(平成18)年1月1日,久居市・河芸町・芸濃町・美里村・安濃町・香良洲町・一志町・白山町・美杉村と合併。人口:28.1万。