つうかスワップきょうてい【通貨スワップ協定】 2つの国の政府(せいふ)や中央銀行のあいだで,おたがいに資金(しきん)(外貨(がいか))を融通(ゆうずう)しあえるようにする取り決め。通貨交換協定(つうかこうかんきょうてい)。世界的(てき)な金融危機(きんゆうきき),金融(きんゆう)市場の混乱(こんらん)などで自国通貨(つうか)の暴落(ぼうらく)の危険(きけん)があるとき,あらかじめ決められた枠内(わくない)で,もう一方の国から外貨融資(がいかゆうし)を受けられるようにした仕組み。日本は中国,韓国(かんこく),ASEAN諸国(しょこく)などと協定(きょうてい)を結(むす)んでいる。韓国(かんこく)との協定(きょうてい)は,2011(平成(へいせい)23)年10月の日韓首脳(にっかんしゅのう)会談合意により,通貨融通枠(つうかゆうずうわく)は700億(おく)ドル(約(やく)5.4兆(ちょう)円)に拡充(かくじゅう),期限(きげん)もあらかじめ決められており,2012年10月末(まつ)まで。