つかもとくにお【塚本邦雄】 (1922〜2005)現代(げんだい)の歌人。滋賀(しが)県に生まれる。寺山修司(てらやましゅうじ)らとともに,戦後(せんご)短歌の革新(かくしん)を果(は)たした。歌集に『水葬物語(すいそうものがたり)』『装飾楽句(カデンツァ)』『日本人霊歌(れいか)』などがある。◇「目に見えぬ無数(むすう)の脚(あし)が空中にもつれつつ旅客機(りょかっき)が離陸(りりく)せり」