つくばしゅう【菟玖波集】 南北朝(なんぼくちょう)時代に二条良基(にじょうよしもと)が師(し)の救済(ぐさい)とともに編集(へんしゅう)したわが国最初(さいしょ)の連歌(れんが)集。全20巻(かん)。1356年成立(せいりつ)。翌年(よくねん)に準勅(じゅんちょく)撰集(しゅう)となった。作者は天皇以下庶民(てんのういかしょみん)にいたる約(やく)460人,2000ほどの句(く)をおさめている。連歌(れんが)を集大成(しゅうたいせい)した点で重要(じゅうよう)な書。