*つしまかいりゅう【対馬海流】 九州南西部で黒潮(くろしお)から分かれ,対馬海峡(つしまかいきょう)を通る暖流(だんりゅう)。日本海の本州沿岸(えんがん)にそって北に流れ,サハリン(樺太(からふと))西岸沖合(おきあ)いに達(たっ)するか,津軽海峡(つがるかいきょう)・宗谷海峡(そうやかいきょう)を通って太平洋・オホーツク海へ流れでる。このため東北地方では,太平洋岸より日本海岸のほうが気候(きこう)が温暖(おんだん)になる。◇対馬暖流(つしまだんりゅう)ともいう。