*つぼたじょうじ【坪田譲治】 (1890〜1982)大正・昭和時代の児童(じどう)文学者。岡山(おかやま)県に生まれる。小川未明(おがわみめい)に師事(しじ)し,『赤い鳥』に多くの童話を発表,童話集『魔法(まほう)』『狐狩(きつねが)り』,小説(しょうせつ)『お化(ば)けの世界』『風の中の子供(こども)』などすぐれた作品を書いた。作品はすべて子どもの世界をとりあげ,童心をほりさげたたくみな心理描写(びょうしゃ)で知られる。