ディーゼルきかん【ディーゼル機関】 ピストンで圧縮(あっしゅく)した高温の空気中へ燃料(ねんりょう)をふきこんで自然着火(しぜんちゃっか)させ,燃焼(ねんしょう)ガスの膨張(ぼうちょう)によって回転力を得(え)る内燃機関(ないねんきかん)。ディーゼルエンジンともいう。熱効率(ねつこうりつ)が高く,燃料(ねんりょう)に重油または軽油を使うので安価(あんか)だが,振動(しんどう)と騒音(そうおん)が大きく,排出(はいしゅつ)ガス中の窒素酸化(ちっそさんか)物(NOx)や黒煙(こくえん)が多いのが欠点(けってん)。◇1893年ドイツのR.ディーゼルが考案(こうあん)。コーチ 大型(おおがた)トラックやバスなどに利用(りよう)される。