ティンパニ 打楽器(だがっき)の一種(いっしゅ)。銅製(どうせい)のなべ形の胴(どう)に皮をはった太鼓(たいこ)で,しめねじや下のペダルではり方を調整して音程(おんてい)を合わせるようになっている。ふつう20インチから32インチまでの5個(こ)がセットとなっている。管弦楽(かんげんがく)ではふつう左右1組の2個(こ)を使うが,曲の途中(とちゅう)で転調がある場合は3個以上(こいじょう)使うこともある。◇管弦(かんげん)楽では重要(じゅうよう)な低音(ていおん)部を受けもち,拍子(ひょうし)やリズムを強調し,気分をもりあげる。