テオドシウスいっせい【テオドシウス一世】 (347〜395)ローマ帝国(ていこく)の皇帝(こうてい)(在位(ざいい)379〜395)。大帝(たいてい)といわれる。帝国(ていこく)東部の正帝(せいてい)となり,サルマチア人やゴート人の侵入(しんにゅう)をしりぞけ,さらに394年には帝国(ていこく)を統一(とういつ)した。熱心(ねっしん)なキリスト教徒(と)でキリスト教を国教とし,異教(いきょう)を禁止(きんし)した。死にさいして国を2つに分けて2人の子にゆずったため,ローマ帝国(ていこく)は以後(いご),東西に分かれた。