*でじま【出島】 1634年,江戸幕府(えどばくふ)が長崎(ながさき)港内につくった扇形(おうぎがた)の人工の島。面積約(めんせきやく)131a。ポルトガル人を収容(しゅうよう)したのに始まるが,ポルトガル船の来航(らいこう)を禁(きん)じてからは,1641年に平戸(ひらど)のオランダ商館をここにうつし,貿易(ぼうえき)することをみとめた。◇明治(めいじ)時代以後埋(いごう)め立てによって島の形はうしなわれた。オランダ商館跡(しょうかんあと)は史跡(しせき)。コーチ 鎖国(さこく)時代の二百十数年の間,西洋文化にふれる唯一(ゆいいつ)の窓口(まどぐち)となった。