*てっき【鉄器】 鉄でつくられた道具。弥生(やよい)時代に大陸(たいりく)から日本につたえられた鉄器(てっき)は,石器(せっき)よりはるかにじょうぶでよく切れたため,まもなく日本でもつくられるようになり,広まった。おの・小刀・のみなどの工具,くわ・すきの刃先(はさき)やかまなどの農具,剣(けん)・刀・やりなどの武器(ぶき)に使われた。コーチ するどくて強い鉄は,はじめはつくるのがむずかしかったが,原料(げんりょう)が豊富(ほうふ)で,軍事(ぐんじ)力や生産(せいさん)力を大きく発展(はってん)させた。