JR東日本の創立20周年を記念して,それまで東京・秋葉原にあった交通博物館を引きつぐかたちで,2007(平成19)年10月に開館した,日本と世界の鉄道に関する博物館。所在地は埼玉県さいたま市。鉄道に関する遺産と資料の展示,鉄道システムの変遷の実物展示,鉄道の原理・仕組みや最新の技術の体験学習が博物館のコンセプト。ヒストリーゾーンでは,明治の日本の鉄道の黎明期から現在の新幹線時代までを実物車両などによって展示。D51形蒸気機関車や各種車両の運転シミュレータでは機関士や運転士の体験,駅構内ラボ・車両工場ラボなどでは鉄道業務の体験学習ができる。ミニ列車の運転コーナー,日本最大級の模型鉄道ジオラマ,鉄道関連書ライブラリーもある。
JR大宮駅から埼玉新都市ニューシャトルで鉄道博物館駅下車。