てんかんろ【転換炉】 炉(ろ)内で核分裂(かくぶんれつ)がおこると核燃料(かくねんりょう)が消費(しょうひ)され,そのとき発生する中性子(ちゅうせいし)を吸収(きゅうしゅう)して新たな核燃料物質(かくねんりょうぶっしつ)ができるが,消費(しょうひ)される核燃料(かくねんりょう)1に対し,新たにできる核燃料物質(かくねんりょうぶっしつ)の割合(わりあい)を転換率(てんかんりつ)といい,転換率(てんかんりつ)が1以下(いか)の原子炉(ろ)をいう。◇わが国で運転されていた「ふげん」はこのタイプである。