ある地域の将来の気象状態を予測して広くつたえること。天気予報には,予報期間の区分としては,短時間予報(3時間後までの予報),短期予報(3時間後から48時間後までの予報),中期予報(48時間後から7日後までの予報),長期予報(8日後以降の予報)がある。
天気予報は,次のしくみで行われる。
(1)日本と外国の気象台などの地上気象・高層気象・海上気象・海洋気象ブイなどの観測データを収集し,コンピュータで編集・処理したのち,数値予報の計算や天気図の作成を行う。
(2)地上天気図・高層天気図を解析し,さらにアメダス・レーダー・気象衛星・航空機・船などの資料をくわえて,現在の大気の状況をつかむ。
(3)現状をつかんだ上で,数値予報で得られた各種の予報期間の予想天気図を基礎にし,予報官会議の検討をへて天気予報を作成する。
コーチ
作成された天気
予報はテレビ・ラジオ・インターネット・電話・新聞などに発表される。