*てんたいぼうえんきょう【天体望遠鏡】 天体観測(かんそく)用の望遠鏡(ぼうえんきょう)で,おもに天体の様子や位置(いち)を観察(かんさつ)するための実視(じっし)用や写真用のものをいう。保守(ほしゅ)が楽であつかいやすい屈折望遠鏡(くっせつぼうえんきょう)と,軽量(けいりょう)で色収差(しゅうさ)がなく見られる反射望遠鏡(はんしゃぼうえんきょう)が用いられる。学術的(がくじゅつてき)には,電波を観測(かんそく)する電波望遠鏡(ぼうえんきょう)や,分光用に集光するためのもの,天体からの光のエネルギーを電流にかえて観測(かんそく)する光電用のものなどがある。