*てんちゅうもじ【転注文字】 漢字のなりたちや使い方を説明(せつめい)した六書(りくしょ)の1つ。漢字本来の意味から転じて他の意味に転用すること。たとえば「楽」は,もとは「音楽」の意味をもつ象形(しょうけい)文字であったが,音楽をきくことは「たのしい」ので,「ラク」という音(おん)と「楽しい」という意味に転用された。用例 「労(ろう)」→はたらく・しごと→ほねをおる→つかれる・いたわる