でんとうこうぎょう【伝統工業】 ある特定(とくてい)の製品(せいひん)の生産(せいさん)が歴史的(れきしてき)に定着し,特産(とくさん)地を形成(けいせい)している工業。製品(せいひん)は織物(おりもの)・染色(せんしょく)・陶磁器(とうじき)・漆器(しっき)などおもに手工業的(しゅこうぎょうてき)な工芸(こうげい)品が多いため,伝統的工芸(でんとうてきこうげい)品産業(さんぎょう)ともいわれる。国では,伝統的工芸(でんとうてきこうげい)品を指定して,伝統的技術(でんとうてきぎじゅつ)の保護(ほご)と,生産(せいさん)の振興(しんこう)につとめている。