でんぱかんしょうけい【電波干渉計】 複数(ふくすう)台の電波アンテナで全アンテナをふくむ大きさに相当する分解能(ぶんかいのう)を得(え)る観測(かんそく)システム。電波の波の性質(せいしつ)を使い,それぞれのアンテナからの信号(しんごう)を強めあったり,打ち消しあったりさせて,目的(もくてき)の天体の細かな電波の強度分布(ぶんぷ)をもとめる。単独(たんどく)の巨大(きょだい)アンテナに匹敵(ひってき)する分解能(ぶんかいのう)を得(え)るのが目的(もくてき)である。◇長野(ながの)県野辺山(のべやま)の宇宙(うちゅう)電波観測所(かんそくじょ)に5素子干渉(そしかんしょう)計がある。